往年の名プロレスラー、
「レイザー・ラモン」ことスコット・ホール氏が、
2022年3月14日、63歳で逝去されました。
「レイザー・ラモン」スコット・ホール氏、どんな経歴?

ホール氏は主に米最大の団体WWEや新日本プロレスで活躍、
WWF(世界自然保護基金とは別)時代は「レイザー・ラモン」のリングネームで暴れました。
WWE is saddened to learn that two-time WWE Hall of Famer Scott Hall has passed away.
— WWE (@WWE) March 15, 2022
WWE extends its condolences to Hall’s family, friends and fans. pic.twitter.com/jgqL3WizOS
nWоのオリジナルメンバーとして新日本プロレスにも参戦。
日本のプロレスファンにもおなじみでした。
WWE・新日本プロレスで活躍

アーリーキャリアは、懐かしのブラックジャック・マリガンの息子、バリー・ウインダムに師事。
プロレスの基礎を学んだ後、故郷フロリダでデビュー。
レイザー・ラモンになる前の1987年、マサ斎藤の導きで新日本プロレスに参戦、初来日。
IWGPリーグ、IWGPタッグタイトルに挑戦しました。
その後米WCWに参加、WWFで「レイザー・ラモン」として花開きます。

WWF脱退後、商標の関係でレイザー・ラモンのリングネームが使えなくなり、
本名のスコット・ホールに改名。
ハルク・ホーガンらと「nWo」を結成し、新日本マットでも大暴れしました。
芸人「レイザーラモン」はホール氏の大ファン

吉本興業ホームページ https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=128
いうまでもなく、芸人の「レイザーラモン」は彼のリングネームからとったもの。
訃報を受け、レイザーラモンRGさん(47・身長177cm、体重77kg)は、
「あなたが好き過ぎて勝手にコンビ名にしました」と大ファンだったことを告白したとのことです。
あなたが好き過ぎて勝手にコンビ名にしました。ハチミツ二郎さんがスコット・ホールさんに会った時に「日本にあなたのリングネームを使ってるコメディアンがいます」と伝えてくれました。二人でちゃんとご挨拶に伺って公認されたかったです。 Rest in peace.
— レイザーラモンRG (@rgizubuchi) March 15, 2022
#ScottHallForever #RazorRamonRIP
黒の革ベストなど、言われてみればコスチュームが相方のHGさんに反映されてますね。
まとめ

nWoのメンバーとしての印象が強く、日本にも多くのファンがいたホール氏。
WWEでも殿堂入りするなど、日米で成功した数少ないトップレスラーといえるでしょう。
2mを超える身長に似合わずレスリング技術も高く、さすがバリー・ウインダム仕込みだなあという思い出です。
またひとり、名レスラーが旅立ちました。
ご冥福をお祈りいたします。