ちょくちょく詐欺とか横領の事件はありますが、
巨額すぎてびっくり。
また13年間もばれなかったって、どういうこと??
どんなニュースだった?

券売機や両替機を製造する大手メーカーのグローリー(兵庫県姫路市、東証1部上場)は14日、コインロッカー販売保守などを担う子会社「グローリーサービス」(大阪市北区)の社員が、13年間で計約21億5500万円を横領していたことがわかった、と公表した。今月11日付でこの社員を懲戒解雇し、刑事告訴を検討しているという。
出典:朝日新聞デジタル
ちなみに、横領したうち約17億6千万円を馬券の購入に使い、
残りは飲食費や遊興費に使ったとみられる、ということです。
派手にやったな、という印象ですが、13年間もばれなかったのがすごい。
普通なら途中で自分が折れるか、周りからツッコミが入るもの。
どんな会社なのか、気になります。
グローリーってどんな会社?

グローリー株式会社は、「通貨処理機・セルフサービス機器の開発・製造・販売・保守、電子決済サービス、生体認証ソリューション、ロボットSI等の提供」を扱うメーカー。
銀行のATM・両替機や、スーパーのレジ、パチンコ屋さんの計数機など、生活に欠かせない技術・製品を提供しています。
子会社「グローリーサービス」は販売・保守が主業務のようですが、
現金を扱う経理業務をひとりに任せていたのが原因のひとつにありそう。
まじめに働いている大勢の社員さんが気の毒ですね。
ギャンブルで使ったお金、返済義務は?

結論から言うと、
領収証がないギャンブルなどでお金を使い切った場合、法律上の返済義務はない、ということになりそうです。
横領したお金で何かモノを買うと、その物品が残っている場合は変換、お金が残ってる場合は返済する義務が生じます。
つまり横領したお金をギャンブルなどで使い切ったと主張すれば、それ以上追求されない可能性があるということです。
(調べた限りの情報です。詳しく・正しくは法律の専門家にお任せします!)
それにしても競馬で17億円も負けるって凄まじいですね。
一年で1億円以上、週200万円以上負ける計算ですが、途中で勝ったりしなかったんでしょうか。
ギャンブルはど素人なのでわからないですが、
お金がらみの事件でよく競馬など公営ギャンブルの話題が出るのは、そういった理由がありそうです。
一男さんはこう言った

「結局、会社のカネを一人で扱ってるとこういうことになるんだよな。それにしても額が大きすぎるよな…どうやって落とし前つけるんだろ?」
と不思議がってました。
子会社とはいえ連結決算だと思うので親会社からの監査などはなかったんでしょうか。
謎が多い事件ですが、一人で起こした事件だと思うので、いずれ完落ちするのではないでしょうか。
会社のお金を扱っているみなさん、気を付けましょうね・・・。