現代最高峰のピアニスト、
キース・ジャレット(Keith Jarrett)のソロピアノを5枚選びました。

近年の作品はソロ、もしくはトリオでの活動が多いですが、
それ以外のフォーマットも味わい深いです。

キャリアが長く多作で知られるキースですが、
ソロ・トリオ以外にも素晴らしい演奏が残されています。

キース・ジャレットの音楽は深く、広大な湖のよう。
すべてを味わうには10年ではまったく足りませんので、
1日でも早くキースの音楽世界に触れてほしい。

本当に人生が豊かに変わりますよ。
My song (European Quartet)
「My song」と「Country」、まるでポピュラー音楽のような美しい旋律。

私は80年代以降のいわゆるジャズフォーマットに馴染んだキースの演奏を好んで聴いていますが、
このアルバムを聴くとこれも彼の世界だなあとつくづく思います。

近年のソロ公演でも「My song」を演奏する機会が多かったので、
たぶん自作の中でも気に入っている曲なのでしょうね。

読書のお供にも最適です!
>>>ECMレコード公式ホームページ (外部サイト)
01. Questar
02. My Song
03. Tabarka
04. Country
05. Mandala
06. Journey Home
Jasmine / Last dance (Duo with Charie Haden)
盟友チャーリー・ヘイデンとの自宅録音で、リラックスした演奏が味わえます。

この2枚は同じ時期に収録、一連の作品としてみたほうがいいと思います。

自発的に聴くというよりも、たまたま入ったお店で万一この音楽が流れていたら本当にうれしい。
つくづく、チャーリー・ヘイデンって不思議なベーシストですね。

これも一期一会だと思います。
>>>ECMレコード公式ホームページから視聴できます。 (外部サイト)
01. For All We Know
02. Where Can I Go Without You
03. No Moon At All
04. One Day I'll Fly Away
05. Intro~ I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life
06. Body And Soul
07. Goodbye
08. Don't Ever Leave Me
>>>ECMレコード公式ホームページから視聴できます。 (外部サイト)
01. My Old Flame
02. My Ship
03. ‘Round Midnight
04. Dance Of The Infidels
05. It Might As Well Be Spring
06. Everything Happens To Me
07. Where Can I Go Without You
08. Every Time We Say Goodbye
09. Goodbye
Live Evil (Miles Davis Band)
70年代初頭、当時キースはジャズの帝王マイルズ・デイヴィスのバンドに参加していました。

注目は「What I say」。長いイントロの後、狂気のエレクトリックピアノが始まります。
短いですが、曲の序盤(0:00~3:12)と中盤(11:12~14:44)、終盤(19:55~)を馬乗りエレピで彩ります。

フレーズはまさに若き天才。
あのマイルズバンドのスケールでさえも収まり切れない才能。流石のマイルズもかすんでしまう。本当に絶好調。

順番にソロを廻すけれど、マイルズバンドをバックに全編キースで聴きたい。
あくまでサイドマンなのでライブラリーの中での重要度は低いですが、
凄いインパクト、影響力の強さは光ります。
ディスク 1
01. Sivad
02. Little Church
03. Medley: Gemini / Double Image
04. What I Say
05. Nem Um Talvez
ディスク 2
01. Selim
02. Funky Tonk
03. Inamorata And Narration By Conrad Roberts