宅建(宅地建物取引士)試験に独学で合格したい方に、結論です。
宅建試験は、45日間・1日3時間×2、コスト1万円以下で合格レベルに辿り着きます。
令和2年試験で実証済みです。(45点/満点50点)

が、かく言う私は間違った勉強を前の1年間、だらだらと続けていました。
それらを加味せずにも、
正しい勉強を45日×3時間を2回=270時間続ければ、
十分合格圏内=39点以上(宅建業法18点以上)は取れる。
宅建試験対策には、理解と反復が最も重要です。
この記事で紹介するのは、
宅建試験に特化、時短・効率を追求した科学的根拠に基づく勉強法です。

もちろん、45日より多い日数取り組めば、その分だけ合格率が上がるでしょう。
宅建試験の合格は、高い壁です。
合格できるかどうかは1点で差がつくことがありますが、
「合格圏内」には約270時間の勉強時間で十分入ることができます。
その方法を解説します。(ぜんぶ体験談です)
ちなみにノウハウ提供だけなので、有料講座の紹介などは一切ナシです。
※宅建試験の科目や試験時間など、詳細は他にいっぱい良質なサイトがありますので、そちらをぜひ参照してください!
タネ明かし:「270時間」のほぼ1/3はYoutube視聴!
270時間って、ほぼムリなんですけど・・・
安心してください、
このうちの1/3程度は、Youtubeで勉強します。
[icon name="play" prefix="fas"] ポイントを整理します。
「正しい勉強」のポイント
①最初からテキストは読まない。Youtubeをフル活用
② 過去問は「分野別」・動画視聴とセットで記憶定着
③模試・新しい教材に手を出さない
④朝活・時短でとにかく効率化・得点力アップ
以上で「合格レベル」に達します!
宅建試験は、理解と反復が重要です。
テキストを読み込むのは大変ですが、Youtubeの動画ならどうでしょうか??
私が合格したのは、ここがポイントです。
つまり、動画の視聴反復で理解を深め、勉強を継続するモチベーションを保ちました。
ほんの数年前と違って、いまは無料で本当に役に立つ宅建の動画がたくさんあります。
Youtubeの動画がなければ、一般に言われるように半年間、500~800時間程度の勉強が必要だと思います。
宅建の「正しい勉強」って、何?

「正しい勉強」って何か、気になりますよね。
ふつうの受験生は、独自の間違った・効率の悪い勉強法を重ねたうえで、
軌道修正を繰り返して「正しい勉強法」にたどり着きます。
このプロセスが短い人のことを、「受験センスがある」と言ったりします。
ちなみに、私は受験センス一切ありません。
先述したように、令和2年1年間をムダにすごし、不合格になっています。
もっといえば、この45日メソッド以外もムダな時間を過ごしているので、
まるっきりセンスありません。
[icon name="arrow-right" prefix="fas"]お時間あるときに。宅建試験の「失敗談」です
お伝えしたいのは、ムダを重ねて、
この約270時間の「正しい合格メソッド」にたどり着いた、ということです。
合格メソッド:①テキストは読まない、動画ファースト

テキストは読まない、という時短です。
宅建試験は細かい論点を突かれるので、テキストは必要です。
ですが、最初から読むのは非効率なので、ここを省きます。
時短のため、テキストは後回し!

分厚いテキストを頭から読むと、時間的に間に合いません。
代わりに、Youtubeの宅建講座動画を何回も繰り返し見まくります。
もっと突っ込んで言及すると、動画を使う意味は勉強嫌いにならないためです。
テキストを読む作業はある意味能動的・自主的な行為です。
それに対し、Youtube動画はある程度受動的なスタンスでも視聴することができます。
使うパワーがぜんぜん違うのです。
これが、Youtube動画を活用する最大の理由です。
ノートも取りません。ムダを省きます。
合格したいなら、絶対にYoutube動画からはじめたほうがいいです。
イメージとしては、
動画で薄く広く理解して、その後テキストで深掘りする感覚です。
テキストから始めるとたいてい失敗します。
法律に慣れている方を除けば、たいてい文字から入ると疲れてしまうのではないでしょうか。
「動画」は文章の2倍記憶に残る

この方法は、ドイツの心理学者・ヘルマン・エビングハウスの「忘却理論」を参考としています。
この理論によれば、人は文字を記憶しても、その20分後には42%を忘れてしまいます。そして1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れます。逓減率は収束に向かいつつも、ほとんどの記憶を失くしてしまうのです。
引用サイト「Movie TIMES」https://www.movie-times.tv/study/statistics/6354/
それに対し、記憶を定着させるにはYoutubeなどの動画の方が向いているそうです。
文字に比べ、映像と音声を掛け合わせた動画は2倍の強さで人の記憶の中に留まる、ということです。

※あくまで一般論です。
動画でざっくりと論点を理解して、
その後分野別の問題集で復習→もういちど動画、の繰り返しが一番おすすめする勉強法です。
宅建おすすめのYoutube動画

ほんとうに有益な講義が、無料で視聴できます。
はっきりいって、どの動画を選んでも失敗はないと断言できます。
(ほとんどのサイトで有料コンテンツがありますが、私はすべて無料の範囲で視聴しました)
[icon name="play" prefix="fas"] 棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】
https://www.youtube.com/channel/UC2tunZXxelGam73VcK3E-ug
[icon name="play" prefix="fas"] 宅建みやざき塾
https://www.youtube.com/user/TakkenMiyazakijyuku
[icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] 宅建講座のパイオニア。情熱に脱帽。
[icon name="play" prefix="fas"] 宅建吉野塾
https://www.youtube.com/channel/UCLPbvf6dLK3ta73C-fxSSKA
[icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] イケメン。若手ナンバーワン。
[icon name="play" prefix="fas"] マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】
https://www.youtube.com/channel/UC9FTrf3ryoNxs01o_a2FE6g
[icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] [icon name="star" prefix="fas"] 斜めアプローチですが、個人的には「かなり」参考になりました。
この他でも、いい動画はいっぱいあると思いますので、自分に合った講師を選んでください。
おすすめは、全部見ることです。
同じ論点でも、別の視点からの解説で理解がどんどん深まるのが実感できると思います。
動画は2倍速で見よう!より時短効果を高めるために

Youtubeには、再生速度を変える機能があります。
違う速度で動画を再生する(Youtube公式)
初回は普通の速度で構わないのですが、2回目以降はできれば1.5~2倍の速度で聞きましょう。
宅建試験は範囲が広いので、できるだけ時短を心がけたいからです。
1つのトピックで時短できれば、早く次の課題に取り組めます。
効率的な学習のため、Youtubeの機能はうまく使いこなしましょう!
合格メソッド:②過去問は最重要、本試験は過去2年分で十分

過去問対策は超・重要です。
ここは問題集で対応するしかありません。
問題集を1冊に絞って、それ以外やらないという固い決意で臨みましょう。
過去問問題集で大事なことは、
問題を解いて満足しないということです。
→ここがいわゆる「受験センス」に直結します。
具体的には、すべての選択肢に論点・ポイントがあるので、簡単でいいので説明できるまで理解するということです。
最初の1年はここで失敗しました。問題を解いて満足、では難化した宅建試験は受かりません。
「分野別問題集」と「Youtube講義」をセットに活用!

分野別問題集とYoutube講義は、セットに活用しましょう。
Youtubeの宅建講座は、たいてい1単元(論点・テーマ)ごとに分かれています。
おすすめは、ひとつの動画を見終わったらすぐに該当する分野別問題集を解くことです。
最初の1回目は、まったくわからなくて構いません。
回答を先に見て、問題文のポイント(出題者の意図)を探す感覚ができれば最高です。
学習の終盤になると、問題文のなかから問われている論点を抽出できるようになります。そうすればほぼ合格確実!
繰り返しますと、
・動画を見たらすぐに分野別問題集を解く(わからなくてOK)
・回答をみて、「どのポイントが問われているか」を意識する
・時間があればもう一度動画を見る
このサイクルを続けると、理解度が向上しているのが意識できます!
おすすめの問題集(分野別)・テキスト
参考まで、私が使った問題集・テキストを紹介します。
これ以外でも、ご自身にあった教材ならOKです!
選ぶポイントは、すべての選択肢(アシ)に意味があるか、です。
論点を整理するため、分野別がいいと思います。
分野別の回答の枝をすべて理解することが重要です。
例 200問解いたとすると→200の論点×4肢で800のトピックをカバーできる
テキストは、もう少し簡単なものでもいいと思いますが、
(みんなが欲しかった!シリーズなど)
読み込まないのでこれくらいのボリュームがあれば安心です。ご参考に。
時間に余裕があれば、ですが、一問一答はできるようになれば勉強が楽しくなります。
ポケットサイズなので、移動の際のお守り代わりに持っておくのもいいでしょう。
合格メソッド:③模試は受けない、もしくは最少限に

本試験対策は何をやればいい?
本試験対策は、直近の2年分をやれば十分です。
同じ問題は二度と出ません。が、同じ論点は繰り返して何度でも出題されます。
ここをカバーするのは、「分野別の問題集」の役目です。
模試や過去の本試験をやる意味は、ただ単に試験の時間配分に慣れることだけです。
個人的には、予想問題にもあまり意味はないと思っています。
それよりも、分野別過去問の論点をすべてつぶすことの方が重要です。
合格メソッド:④新しい教材には手を出さない→動画はいくらでもOK

教材(テキスト・問題集)は1種類でOK!
一度教材を決めたら、それ以外には手を出さないでください。
これを実践するだけでも、合格の確率は大きく保たれます。
勉強が進んでくると、とにかく考えがぶれてきます。
「ネットで見たあの勉強法がいいんじゃないか・・・」
とか、これ自体は仕方ないことです。
自分がどれだけ勉強が進んでいるか、どれだけ合格確立があるのが、
周囲との比較ができればいいですが、独学ではなかなか難しいと思います。
問題集はカラフルに書き込みしよう!
なので、自己肯定感を高めるためにも、
せひとも分野別問題集に書き込みをいっぱいしてください。
書き込みで色んな色でカラフルになった問題集を、常に持ち歩いてください。
これだけでもモチベーションが変わります。
ピンク・黄色・緑など、重要度で色を変えるのがおすすめです!
Youtube講義は「浮気OK」!
Youtube動画でお気に入りの講師を変えるのは、ぜんぜんありだと思います。
こればかりは合う・合わないもあると思いますので、むしろ推奨します。
勉強の一貫性が保たれていれば、いろんな講師の動画は積極的にみるべきですので、
ぜひとも検討してください。
特に、試験の最新動向や改正論点などはネットが存分に力を発揮します。
合格メソッド:⑤勉強時間のスケジューリングは重要度・低

Youtubeの「再生リスト」がスケジュール代わりになる
スケジュール立てる時間あったら、動画みましょう。
たぶん、もともとスケジューリングが得意な人はサクッと宅建受かります。
スケジューリングが得意な方は、遠回りをしたとしても結局はゴールまでのプロセスをまとめ上げることができるのかと思います。
つまり、これこそが「受験センス」だと思うんですね。
時間が限られているので、とにかく前に進みましょう。
重要といえるのは、科目の全体像とトピックス(重点項目)のだいたいの数を把握することです。
動画視聴に落とし込めば、見て理解すべき動画が全体で何本あって、あと何本残っているか。
これが、スケジュールマップの代わりになります。
合格メソッド:⑥宅建業法に注力!民法はヤマを貼ろう

「宅建業法」目標20点→18点を確実に取ろう
「宅建業法」が最重要科目です。
その理由は、比較的簡単、かつ安定的に得点が見込めるからです。
その他の科目、特に民法分野は、注ぐ労力に対してコスパが悪いです。
要は、確実性が低い。
受験生で差がつきやすい科目ですが、平均点を取れれば合格圏内には入ります。
誰もが得点する分野でコケることが最も危険ですので、
宅建業法で18点、できれば満点(20点)を取る気持ちで臨んでいただきたいです。
(補足)5問免除はできればやったほうがいい(宅建業の方は)

宅建試験には、「5問免除」(登録研修)という制度があります。
(注)宅地建物取引業に従事している方だけが対象です。
講座を申し込むことで設問50問→45問になる制度です。
確実に合格を勝ち取るには、費用を払ってでも制度利用したほうが無難です。
なぜかというと、
令和2年試験で私が45点取ったうち、5点免除科目で1問落しているからです。
しかもその1問が超難問。エンピツ転がすしか対応できない問題でした。
ということは、何かの拍子で他の科目が調子悪かったら、
この1点で試験を落した可能性があったということです。
年度ごとに難易度は異なります。(令和元年試験は簡単でした)
不安要素を取り除くためにも、時間と資金に余裕があれば制度を利用することを検討してはいかがでしょうか。
(例年、けっこう早めに受講定員に達する講座です)
どうやって1日3時間×2回の時間をひねり出すか?

ここが重要ですね。
問題は、どうやって270時間を日々の生活から捻出するか?です。
朝型生活にシフトして勉強時間を捻出しよう

結論から言いますと、
45日間は気合を入れて、
①朝4時起床で3時間、
②スキマ時間も入れて昼~帰宅後にかけてこま切れの3時間
を確保しましょう。
ポイントは、早く寝ることです。
できれば夜10時就寝~朝4時起床で6時間の睡眠を確保すること。
ふだん時間がないと嘆いている方は、
一生モノの資格取得のため、ここは一念発起しましょう。
「パワーナップ」を取り入れスキルアップを楽しもう!

4時起床を続けると、必ず身体にガタがきます。
それを避けるため、昼休み後に15分程度の「パワーナップ」を取り入れましょう。
脳がスッキリして、身体が回復します。
パワーナップとは、昼間にとる積極的な仮眠(お昼寝)のこと。
なんと、夜の睡眠の3倍もの効果があるそうです。
昼以外でも、勉強中に短いナップ(積極的な睡眠)をとることはおすすめです。
スキルアップのための勉強で、仕事のパフォーマンスが落ちては本末転倒です。
生き生きと勉強を楽しむために、身体にいいことはどんどん試してみてください!
まとめ:約270時間の正しい勉強で一生モノの資格を取得しよう
[icon name="check" prefix="fas"] Youtube動画で90時間、
[icon name="check" prefix="fas"] 分野別問題集で100~180時間、
[icon name="check" prefix="fas"] あとは本試験対策で数時間、で宅建試験は合格レベルに到達します。
[icon name="check" prefix="fas"] 問題集・テキスト1冊ずつ、本試験対策の過去問対策をしたとしても、投資コストは1万円以内に収まります。
270時間、そんな時間とれないよ・・・と思うかもしれませんが、
大丈夫、45日×3時間を2回の勉強で確保することができます。
一度試験に受かれば一生継続できる資格なので、めちゃくちゃコスパ高いです。
気を付けてほしいのは、これらを集中することなく、バランスよくこなすことです。
動画→問題→動画・・・みたいなサイクルが記憶の定着にいいと思います

資格の学習は、なかなかスケジュール通りにはいかないものです。
特に仕事を持っている社会人は家事や育児など、思い通りに時間はつくれないです。
なので、勉強はできるだけ早め・前倒しで心の余裕を保つようにしましょう。
とにかく、今のYoutubeは優秀です。
動画で知識の定着を図ることが、最も効率的かつ金銭的な負担がない勉強法です。
テキスト読むよりYoutube見ろ、が宅建試験対策のコツになると思います。
ぜひ参考にしてください!
合格した暁には、ぜひ沖縄いらしてください!!
移住歴10年以上。沖縄のいろいろを紹介してます。ぜひのぞいてください!

[blogcard url="https://okinawaichi.com/"]
[icon name="comment" prefix="fas"] Re:Okinawa 日常会話をまとめています!